2008年8月15日金曜日

LA ドジャースタジアム

八月に入り、北京オリンピックの開幕と共に、ここLAで夏のBSLA(Business seminar in LA )http://mockun.pepper.jp/BSLA/ 
の活動が始まりました。春の活動後、ホームページの改善など宣伝活動を充実、OBによるスタッフたちの努力の甲斐あって、今回は参加者も増え、大学もバラエティーに富んでのメンバー構成となりました。先週8日に歓迎式を迎え、今週早々私の方で前回同様、生徒たちとヨーガのクラスを持ちました。まずは心と体の緊張をほぐして、これから先の多忙な活動をスタートさせてもらえればと始めたプログラム、今回もみんな気持ちよかったとクラスの後はとてもすっきりした様子で、学生たちとヨーガを通じてとてもいい時間を共有することができました。


そして昨日は、学生やサポーターたちとドジャースタジアムへドジャーズ対フィラデルフィア、フィリーズの試合を観に行ってきました。ドジャーズの先発は運良く黒田の当番とあり、私たちの応援にも力が入ります。


フィリーズ側には、外野手に田口が出場、ナイスキャッチに思わず拍手を送り、いったいどちらを応援しているのか分からないような観戦でした。最終的にゲームの方は3対1で終了、ドジャーズの勝利となりました。



Dogers Stadium

メジャーリーグ、LAドジャーズのホームグラウンドとして1962年にオープンした、56,000人の収容人数を誇る西海岸で一番古い巨大な野球場です。ロケーションもよく、ダウンタウンからは目と鼻の先、San Gabriel Monutains を背景に目の前にはダウンタウンのビル群が一望できるLAで一番古い公園Elysian Park内の丘の上に建っています。


みんなと少し遅れて到着したのは7時を回った頃で、既に試合は始まりLAの夕暮れが空を美しく染め始めた頃でした。座席の前に広がる山並みには、"Think Blue"の青色のサインと、ここでもまたLAらしい演出が見られます。今回初めて目にしたスタジアム、ドジャーズカラーのブルーのイメージと重なるとても清浄な印象を受けました。もと、オーナーのオマリー氏が「ガールフレンドを連れてきたくなるような楽しくてきれいな球場」をスローガンとしていたそうで、その伝統でしょうか、球場内は、本当にきれいです。「ドジャーズ永遠の球場」と呼ばれて愛されています。




試合が進むに連れ、応援も白熱、どこからともなくウェーブが起こり竜巻のように観客席を一巡したかと思いきや二巡三巡と繰り返し波のようにやってきます。最近毎日のように新聞のスポーツ誌面に大きな写真入りで紹介されている強打バッター、Manny Ramirez が、バッターボックスに入ると、観客席は一層沸き立ちます。このRamirez選手、数週間前にボストン、レッドソックスからやってきたばかりだと、前の列で盛んに椅子を打ち鳴らして派手な応援を送っている黒人男性が教えてくれました。もう周りはみんなお友達状態です。7回表を終わると恒例の"Take me out to the Ballgame" がオルガンで演奏され、みんな立ち上がって大合唱、観客みんなでゲームを盛り上げていく流れの中から、段々球場全体に一体感が生まれてくるような感じです。この楽しさがアメリカンベースボールの醍醐味でしょうか?! 今回ドジャーズスタジアムでそんなことを感じました。

ゲームを終えて振り向くと、そこにはアメリカの若者たちと一緒に盛り上がっている学生たちの姿!


LAの夏の夜の野球観戦、いいものですね。
ちなみにここ、ドジャースタジアムでかつて雨天中止となったゲームは一度もないのだそうです。