2009年9月28日月曜日

秋の色

9月も終盤となり日も短くなってきました。夏の終わりを少し淋しく感じる今頃ですが、それと引き換えに素晴らしい夕焼け空がまたかえってきました。そしてまた日暮れとともに顔を出す月の姿がひと際冴えて美しい季節の到来です。

9月に入り、新学期がスタート、今季は久しぶりにまたビバリーヒルズハイスクールで行われているアダルトスクールのESLプログラムをとることにし、アメリカの文化と歴史、そして会話の2クラスに通い始めました。どちらも多彩な国からの参加者でにぎわい、クラスを通じてアメリカだけではなく様々な国の文化を知る事ができるいい機会となっています。クラスではテキスト以外にも新聞記事を題材に数多くのボキャブラリーに浸ることになり、まだまだ英語は勉強していかないとダメだなと感じています。

生活バランスをモットーに6月からスタートした「Balance of Life」 のヨガクラスも今月からもうひとクラス増やし朝と夜のクラスで再スタート しました。参加していただいているメンバーの皆さんたちと週2回ヨガを通じていいエネルギーの循環をはかっています。
今月はまた「自分の香りを見つけよう」とのテーマで、みなさんが楽しみながらアロマセラピーの香りについて学んでいただけるクラスをもつことができました。LAで食通倶楽部を主催されている参加者の方が、ご自身のブログに素敵な写真入りで紹介してくれました。
http://ameblo.jp/shokutsuclub/entry-10344992917.html



さ〜て、夏も終わりです。といっても、ここ南カルフォルニアの海は、日中まだまだ活気に満ち、この週末は、サンタモニカのすぐお隣のトパンガキャニオンビーチへ夫のサーフィンの練習につきあいでかけていきました。
今年はなにかスポーツを始めたいと、夫が選んだのがサーフィン。今回は2度目のトライアルです。若いサーフィンの師匠の指導のもと今回も奮闘、ボードに立つ所までにはいかなかったようですが、波の上で座ることはマスターしたようで、次回からは一人で練習できると、やる気充分。無心で波と戯れる開放感が何よりもリフレッシュになり魅力の様です。
ここには、中級クラスのサーファーが集まるとのことですが、この日も地元のサーファーたちが集っていました。みんな生活の一部のようにさりげなくやってきて、さっさとウエットスーツに着替えてボードをかついで海に入っていきます。
サーファーはカルフォルニアの海の風景の一部みたいです。
沖からあがってきた腹ぺこの二人。ここのビーチにはいい具合にピクニックテーブルがあり、そこでお弁当を広げてのランチタイム、この日は、少し雲がちで、パラソルもいらず助かりました。

ランチのあと、ビーチ沿いの道路を超えて、少し散策。
目にとまったガーデンファニチャーがずらりと並ぶお店の中を通り抜けると、裏口にはハロウィーン用の大きなパンプキンがずらりと並んでいました。
もうちまたはすでに秋の色です。

2009年9月8日火曜日

夏の名残り Leo Carrillo Beach

9月初めのレイバーデーウィークエンドとともに終わりを告げるアメリカの夏。この週末多くの人々が最後の夏を楽しむため小旅行へ、ショッピングへ、レジャーへと出かけていきます。
8月も終わりになって突然ヒートアップした猛暑も、9月に入って徐々に和らぎ、Labor Day の週末はしのぎやすいお天気となりました。それでも昼間の日射しはまだ十分に夏の勢いで、私たちは、夏の最後をビーチで過ごそうと、マリブの北のはずれにあるLeo Carrillo Beach へと出かけていきました。

我家から西に20分も車を走らせれば、そこはもうアメリカ大陸の最西端、太平洋が目の前いっぱいに広けます。海沿いを走るPacific Coast を水平線とともにサンタモニカから北へと車を走らせればもうすぐ青い海と白い砂浜が美しいマリブのまちへと入っていきます。Malibu Beach や Zuma Beach などマリブ内の数あるビーチを通り過ぎ、目指したLeo Carrillo Beach は、さらに北の先、
マリブの北端に位置していました。




Leo Carrillo Beach



ここは、Leo Carrillo State Parkの一部で、岩や洞窟のある景観が独特のこんじまりとかわいいビーチです。この日ビーチはどこも大盛況、ここもまた大にぎわいです。ビーチ沿いの道路には隙間無く並ぶ車の列が延々続き、まず近場に車を駐車すのが一仕事といった状況です。
ビーチは、Happy Summer を絵にしたような別天地。色とりどりのパラソルの下でのんびり過ごす人々や走り回る子供達。ここのビーチは岩礁が多く、様々な色や形の石で埋まった入り江は、波もなく小魚や、貝やカニなど海の生き物たちの宝庫で、子供たちはみんなバケツを手に獲物探しに夢中です。Octobus !!と叫んでいる子供達の声につられて近づいてみると、浅瀬には石の間に囚われの身となったタコの姿! 私もおもわずタコ!タコ!といっしょにはしゃいでおりましたが、しばらくすると少年達はタコをやさしく手で誘導しながら最後は、“Good bye !”と言って広い海へ放してやっていました。

そして、嬉しいことにはここは、Beach Stone の宝庫でした。浅瀬には色とりどりの石がごろごろ、石好きの私にとっては格好のビーチ!
タコの余韻が冷めるや、さっそく石探しに専念、石の上を裸足でさんざん歩き回り、ついでに足裏マッサージと一石二鳥でした。

両手にいっぱい石を抱えてひとまず、パラソルの下で読書中の夫のもとへと足を運ぶ途中、一人の男の子に呼び止めとめられました。指差す方を見ると、バケツの中には、見事な Starfish が、太陽の光を受けて輝いています。「きれいだね〜」と言うと、今度は、「触ってもいいよ。」と返ってきました。「写真をとらせてもらってもいい?」と聞くと、「モッチロン!」と二つ返事。石を置きに行き、デジカメを持参してパチリ。ますます得意げな男の子、どこでヒトデを見つけたか等々、詳しく教えてくれました。

夏のビーチは笑顔とエネルギーがいっぱい!そこには平和な時間が流れています。
Happy Summer を満喫したLabor Dayの休日となりました。

さあ、長い夏も終わり、新学期がスタート、フレッシュマンの季節の到来です。