2008年12月23日火曜日

引っ越しに追われた、Holiyday Season

気がつけば12月も下旬、今週はHappy Hanukkahに、Merry Christmasとホリデーシーズンもたけなわ。
アメリカでは11月下旬の感謝祭が過ぎるとともにやクリスマスツリーがお目見え、町の街頭やウインドーもライトで美しく飾られ町は華やかに活気づきます。今年は過去数十年来という大不況のため経済は冷え込み、派手なクリスマスパーティーなど中止する企業が増えたというような不況話が飛びかう中、この時期年間の売り上げの半分以上を占めるというショップはどこも前倒しのセール一色、クリスマス前からなんとか売り切ろうと懸命の様相です。
LA名物、アウトドアモール、The Groveにお目見えする樅の木のクリスマスツリー。NYのロックフェラーセンターのものをしのぐ高さ

ここLAでは夏のような陽気が11月に入っても続いていましたが、12月の声とともに一気に冷え込んできました。先週は、ストームの影響でめずらしく数日来の雨が続き、山の麓の町は積雪となりまるで雪国、見出しの写真とともに新聞尾ローカル版の一面ニュースでした。近辺の町でもコート姿の人々が目立ち、いつもとは違う冬の装いのLAの風景でした。

そんな中、12月1日我が家の方は、引っ越しでした。昨年11月に日本からLAに転居して一年、やっと落ち着いたのも束の間、またの引っ越しです。今回は同じセンチュリーシティーの数ブロック先のコンドへの移動ですが、目と鼻の先といえども引っ越しには変わらず、今年のサンクスギビングのホリデーもまたてんやわんやの嵐のうちに過ぎ去りました。ここ数日前、段ボールの山ともおさらば、ようやく引っ越し荷物からも解放され、なんとかすっきりとした気分でクリスマスを迎えられそうです。

そしていまようやく12月のブログも更新です。
LA転居を期に、日本の友人たちとの交流にもなるかと、2008年の元旦の計で自分に課して始めたブログもなんとか一年途切れず続ける事ができました。LAでの生活の中から感じた事を素直に文章にして伝えていこうと今年一月からスタートしましたが、書きたいテーマは次々と浮かぶものの、じっくりとパソコンに向かう時間が思うように取れず、タイトルだけ放り込んで終わってしまったものもいくつかありました。友人からももっとまめにアップしてよとの声も送られてきましたが、結局月に2〜3回の更新といたってスローペースに終始しました。
一年間続けてみて感じる事は、考えや思いを文書にすることの労力と報酬、といったような所でしょうか。思った事を行動に移す事もエネルギーがいることですが、文章にするという行為もまた頭の脳をしぼられるような労働で、たとえささやかなブログであろうと、努力のいる行為でした。
しかし、その報酬としては、まず文書にするからには、いい加減な事はかけないので色々と自分自身勉強になることも多く、そして文章にする事によって自分が何を思い、感じているのか、自分自身の内面の意識と向き合う事で考えがクリアに整理され、時には、自分自身の内面の意識と向き合う事で無意識があぶり出されて意識に変化するといった大きな気付きがありました。これは労力の見返りとしての授かり物ですね。
来年もまた続けていこうと思っています。どうぞよろしく。

Happy Holiydays!  December 2008