2008年11月7日金曜日

マドンナ爆発@Dodger Stadium

昨日ドジャースタジアムで行われたマドンナのコンサート。5万人収容の観客席はほぼ埋まり、熱気と興奮の中の2時間あまりのコンサートだった。

今回で2回目となるドジャースジアム、コンサート開始が7時半ということで渋滞を考慮して6時頃には家を出たのだが、到着したのはなんと9時過ぎ。いつも通り渋滞する高速を出てからがまた最悪で、目と鼻の先のスタジアムをつなぐサンセット大通りは完全にスタック状態。いやはや最悪の交通渋滞であった。この道は、全米で最も混むルートとして知られている所だとか。すいていれば30分の道のりを3時間、着いた頃には既に終わってしまうんじゃないかとの心配をよそに、車を降りて大急ぎでかけつけた会場内は、ちょうど一幕目が終わっての休憩時間といった様子。隣の席の人に聞くと、マドンナはまだ登場していないとのことでほっとしたような具合。後で聞くと観客の多くがまだ到着してないという事で開演を遅らせたのだそうだ。
球場内は照明が照らされ、まるで昼間のように明るい。席は上部のRESERVE LEVELで、そこから見下ろすマウンドには、両サイドに大きくMの2文字が浮かぶステージと白いシートがしかれ満員のアリーナ会場。そこには有名人がやってくるようで時々観客席からどよめきが起こり、マドンナ登場前から騒がしい。そして待つ事、一時間弱、突然照明が消え、舞台中央におかれた立方体の巨大なスクリーン上に雷鳴のように轟く音と映像が写しだされると、しばらくして観客の凄まじい歓声の中、マドンナが登場!! 














今年50歳になるマドンナのSTICKY&SWEET TOUR 。今年8月イギリスを皮切りに全米を周り11月下旬マイアミで幕を閉じるこのツアーの興行収入は過去の記録を更新して最高額だとか。
マドンナをというよりは、どんな舞台演出なのか興味があってでかけたが、なじみのヒット曲もオンパレードで、ダンサーとともに繰り広げられる歌と踊りは、舞台とともに七変化。途中ブリトニースピアーズやジャスティンが飛び入り出演し、そこでも多いに盛り上がった。ボクシングリングで赤いボクサーパンツで飛び跳ねながら歌うマドンナがいるかと思えばセクシーマドンナに様変わり。経木の音の加わったバックミュージックに乗って袴姿のダンサーが登場、スクリーンにはアニメや日本語が映し出されるといったジャパンクール的なものも登場した。さまざまメディアアートの祭宴、終盤、スクリーンに人々の写真が映し出される中、オバマの顔が登場すると、会場にはさらに大きな歓声が響き渡った! ピアノやバイオリン との共演、マドンナ自らもギターを弾いて時にはしっとりと、そして最後は観客を呼び込んでエネルギッシュに歌い、最後まで息もつかせぬ舞台転換と数々の曲の披露でマドンナとともに駆け抜けたあっという間の2時間、心踊るエンターテイメントショーだった。
最後の曲が終了すると一気に姿を消し、その後ステージには GAME OVER の2文字がスクリーンに映し出された。

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