2009年1月6日火曜日

元旦ののどかな風景

明けましておめでとうございます。
大晦日は、知人宅の集まりでみんなと一緒に新年のカウントダウン、わいわいと楽しく新年を迎えました。
昨年のクリスマスの日も友人に家族と過ごす内輪の集いによんでもらい、プレゼントを交換したり、クリスマスソングを歌ったりと、とても心温るクリスマスの夜を過ごしました。今、こちらで暮らし始めて2年目の年を迎え、家族ぐるみでおつきあいできる友人に恵まれた事に夫とともに感謝しているところです。人との出会いは本当に人生の宝物ですね。

さて、2009年があけました。
元旦の日は、家にいる限り、まずお雑煮をつくります。我が家伝来の味は、鶏肉入りのだしを効かせた醤油味、夫の家は、白みそとのことですが、これは作る側の特権とずっと自分の好みで通しています。
そして引っ越し後の荷物がきれいさっぱり片付いた我が家で、何に追われる事無く、久々ゆっくとした朝をすごしました。
午後から友人に新年のメールを送り、日が暮れる前にと途中で切り上げて夫と近所の公園を散歩に出かけていきました。

LAの1月1日と言えば、近郊のパサデナの町で開催されるローズボールパレードが風物詩。そこでは、熱さのため観客数人が倒れ,救急車で運ばれたというような話を後で知りましたが、同じLAでも大違い、こちらは、海に近いせいでしょうか、少し霧のかかったひんやりとした天候でした。                  元旦の日のきれいに色づいたイチョウの木 
すぐそばの大通りを渡ると、ゴルフ場に隣接して公園につながっていきます。並木道にそって歩いていくと、巨大な松ぼっくりをふたつ見つけました。見上げてみると、なんとも背の高い松の木が空に向かってそびえています。
すれ違う人々の足取りも表情も清々しく、犬を散歩させてる人、ジョギングをする人、バスケットに興じる若者達、どの風景もいつもとは違ってゆったりとした時間が流れているように感じられます。ちまたの不況のニュースまるでここではどこかの違う星の話のような、のどかな元旦の風景です。 公園の一角、テニスコートのそばに小さなカフェをみつけました。


今年は、いよいよオバマ新政権が始動です。何とも1929年の大恐慌数以来という世界中を巻きこんだ歴史的な大不況に居合わせてしまったようです。問題山積、先の見えない時代に突入するわけですから、試行錯誤は必至。でも同時にこれから歴史的に大きく何かが変わる時代の幕開けである事は確かだと思います。新しく生まれかる事を決意し、期待を込めて国民が選んだ新政権。オバマのスローガン Yes, we can! を力に、人も国もみんなで力を合わせれば、今から地球も変わるはず! 2009年が地球にとって、そしてそこに住む人々にとってよりよい新時代への旅立ちの年となりますように。















  公園からの帰り道まだ5時だというのにすっかり日が暮れました。公園の向かいは、FOXフ社のスタジオ、
  今月13日からまた人気リアリティー番組、America Idol がスタートするようです。
  その先にある2棟のコンドミニアム、一見何の変哲も無いコンクリートの建物にしか見えないのですが、
   日本ではMIHO美術館を
建てた事でも知られる世界的な建築家、イオ ミン ペイ氏による設計だそうです。

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