2008年6月9日月曜日

近所の気になるガスステーション

家のそばを通る幹線道路、Olympic Blvd. 沿いに最近気になるガスステーション(ガソリンスタンド)が登場。Robertson の通りとのコーナーにあり、ステンレスでできた銀色に輝くキャノピーは、まるで宇宙センターのような外観です。


ずっと気になりながらもガソリンを入れるチャンスがなく横目で見ながら通り過ぎていたのですが、ようやく利用してきました。

中央に映画のチケット売り場のような小さなブースがあり、そこに人が一名配置されている以外はすべて無機質な銀色の空間です。ガソリン会社の標識や看板も一切見当たりません。入り口には銀色のプレートがあり、ガソリン代の表示があるのみ。



車を止め、クレジットカードを入れていつものようにガソリンを入れてみます。手順が、液晶パネルで表示され、ガソリンを補充している間、画面にさまざまなグラフィックが映し出されて楽しめます。しばらくするとプ~ンとアロマのいい香りが漂ってきました!あたりをキョロキョロと見回してみますと、ステンレスの壁面に丸い小さな穴が!なんと香りつきのウエットティシュが用意されています。なんかいい気分!とこのあたりで心が反応し始めます。ここはいったい何なのでしょう??







エコなデザインのメッセージカードと共にこのガスステーションについての冊子が用意されていました。


エコな資材やリサイクルを活用してデザインされたガスステーションで、テーマは、"a little better " そして "a little less yesterday "  「少しでも地球環境にやさしく」そして「いい気持ちを大切に!」 を提示し始めたガスステーションです。




少し離れたところにトイレの建物があり、ここでは正面にナチュラスな木のフレームがデザインされ、トイレの中の便器は、アルミ缶をリサイユルしたものが使われているとのこと。建物の屋根は、GreenRoof で、植物が植えられていて雨水を利用、エアコンの消費削減効果とCO2削減を、またガスステーションの屋根もソーラシステムを取り入れているとのことで、少しでも過去から前進、環境にプラスになることを取り入れていこうとの配慮が随所に見られます!




上の写真は、ステーションに飾られた地球最後のロボットWALL・E (Waste Allocation Load Litter Earth-Class)
プラネットをきれいにする為にプログラムされたロボットということです。 夏のディズニー映画に登場します。



ここのガスステーション使ってみてかなりのいい気分!! おまけに近辺のガソリンスタンドより料金し安目で嬉しさ倍増です。


アメリカで4月の下旬にガロン4ドルを超えたガソリン代、当分ニュースをつけるとガソリン高騰の話題一色でした。しかしその後も上がり続け、ここにきてガソリン代は5ドルを突破の勢い、いったいいつまで上昇しつづけるのでしょうか?? 今世界は色んな面で見えない不安に覆われているように思われます。そんな中で登場したエコな思いのつまった未来都市のようなガスステーション、HELIOS HOUSE。

環境問題とガソリンの問題の関係は微妙なところですが、少しでも環境にやさしくと目に見える形での新展開にはエールを送りたいと思います。


ガソリンの配給会社ですが、料金が掲示されたパネル上部の角に小さくBPとありました。



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